最近耳にする機会が増えている「一粒万倍日」。
1ヶ月に何回かSNS上で目にする人も多いのではないでしょうか?
そもそも「一粒万倍日」はなんて読む?どういう日?由来は?やるべき行動や逆によくない行動は?
この記事では、「一粒万倍日」にまつわる話を紹介していきます。
一粒万倍日とは?
一粒万倍日とは、「いちりゅうまんばいび」と読み
わずかなものが飛躍的に増える縁起のいい日
とされています。
一粒万倍日にまつわるハナシ
よく「一粒万倍日」を「ひとつぶまんばいび」と読む人がいますがその読み方は間違いです。
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一粒万倍日の由来は?
一粒万倍日は「わずかなものが飛躍的に増える日」を意味しますが、これは
一粒の籾(もみ)から万倍の籾をもった稲穂になること
から来ています。そのため一般に、一粒万倍日は
「この日に何かをスタートしたら、やがて大きな成果をあげられる日」
と言われています。
一粒万倍日にまつわるハナシ
一粒万倍日の出典は仏教にあると言われています。
『報恩経』には「世間求利、莫先耕田者、種一万倍(世間利を求むるは、田を耕す者より先なりはなし、一を種えて万倍す)」と書かれており、「一粒万倍日」とは元々は一つの善行が多くの良い結果をもたらす例えとして用いられた言葉でした。
一粒万倍日の日にやるべき行動
一粒万倍日の日にやると良いとされている行動は、主に
少しの投資から増えて嬉しいこと
とされています。
例としては
・開業・開店 ・投資 ・貸付 ・銀行の口座開設
が挙げられるほか、身近な行動の場合は
・新しいお財布を買う ・宝くじを買う ・健康習慣を始める(ダイエット・減量など) ・迷っていたことを始める(転職など) ・自己投資をする(本を読むなど) ・引っ越しをする ・入籍をする
などが挙げられます。
一粒万倍日は新しいことにチャレンジするのにとても縁起がいい日ですので、迷っていたことにチャレンジしたり、欲しかった物を買ったりするのがオススメです。
一粒万倍日にまつわるハナシ
一粒万倍日はとても運気がいい日です。
そのため、新しいことを始める他にも、開運行動を積極的に行って運気を高めるのもオススメ。
★やりたいことを積極的に行う
★リラックスタイムをとる
★断捨離をする
★模様替えをする
これらが身近な開運行動ですので、時間がある方は一粒万倍日に行ってみてくださいね。
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一粒万倍日の日によくない行動
反対に、一粒万倍日にやってはいけない行動とされているのは、主に
増えたら困ること
とされています。
例としては
・借金 ・人から物を借りること ・失言をする ・浪費する
が挙げられます。
借金は、返せないと利息で何倍にも膨れ上がってしまいますので、まさに「一粒が万倍になる」ことを避けたいものですよね。
そういった「増えると困るもの」については、なるべく一粒万倍日を避ける方がいいでしょう。
一粒万倍日にまつわるハナシ
たまに、一粒万倍日に体調が悪くなる方がいます。
「関係ない」「気のせい」という方もいますが、一粒万倍日のような強いエネルギーを秘めた開運日は、そのエネルギーの強さから受け取り手であるこちら側の体調が悪くなってしまうこともあるようです。
最強開運日を活かそうという思いも大切ですが、あまりにもエネルギーを受け止めすぎると体力を消耗してしまうので注意かもしれません。
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2022年の一粒万倍日はいつ?
それでは、2022年の一粒万倍日はいつなのでしょうか?
2022年9月〜12月の一粒万倍日は次のようになっています。
9月 | 3日(土)、11日(日)、16日(金)、23日(金)、28日(水) |
10月 | 5日(水)、8日(土)、11日(火)、23日(日) |
11月 | 1日(火)、4日(金)、16日(水)、17日(木)、29日(火) |
12月 | 12日(月)、13日(火)、24日(土)25日(日) |
いつ一粒万倍日かどうかというのは誰かが決めているわけではありません。
一粒万倍日は二十四節気と日の十二支という暦によって決められています。
一粒万倍日は月に4〜5日程度巡ってきますので、何かをする時に意識しやすいのがポイント。
一度逃してしまっても、一週間程度待つと次の一粒万倍日が巡ってきますので、「この前の一粒万倍日は何もできなかったけど次はこれをしよう!」とチャレンジしやすくなっています。
一粒万倍日にまつわるハナシ
一粒万倍日は、いつも使っているスケジュール帳やカレンダーにメモしておきましょう。
書いておくことで、自然と開運の日を意識することができおトクです。
土日に重なっている一粒万倍日も多いですので、ショッピングする日は一粒万倍日の土日にするといいかも!
他の開運日は?
一粒万倍日以外にも、日本にはたくさんの「開運日」とされる日が存在しています。
ここでは、代表的な開運日である「天赦日」「寅の日」「巳の日」の3つを紹介します。
【最強開運日】天赦日
「天赦日」とは、「てんしゃにち」と読み、その文字の通り「百神が天に昇り、天が万物の罪を赦す(ゆるす)日」とされています。
「天が赦す(ゆるす)」という言葉の通り、年に数回しかない最上の吉日とされています。
・新しいことを始める ・引っ越しや開業をする ・結婚や入籍をする
のにぴったりの日とされているほか、天赦日は最上の吉日のため何をするにも最適の日とされています。
2022年の天赦日は
1月11日、3月26日、6月10日、8月23日、10月22日、11月7日
です。
天赦日にまつわるハナシ
天赦日は最上の吉日とされており、最強の開運日なのですが、一粒万倍日と重なるとさらに最強の日になると言われています。
一粒万倍日は月に4〜5日ありますが、天赦日は年に6回ほどしかないため、それらが重なるのは年に1回あるかないかです。
もしこれから先、一粒万倍日と天赦日が重なることがあれば注目してみてくださいね。
【金運アップ】寅の日
「寅の日」とは、「とらのひ」と読み、寅の毛の色は金色であることから、金運アップが期待できる日とされています。
寅の日はいつも以上に臨時収入が期待できたりお金になる話が舞い込んできたりすると言われているほか、
・自己投資をする ・財布を買う ・宝くじやハンコを買う ・ずっと欲しかった物を買う
のにぴったりの日とされています。
2022年9月〜12月の寅の日は
9月10日、9月22日、10月16日、11月9日、12月3日、12月15日、12月27日
です。
【金運・財運アップ】巳の日
「巳の日」とは、「みのひ」と読み、金運や財運が上がる日とされています。
「巳=ヘビ」は昔から神様の使いとされ、特に白蛇は昔から七福神の一人である弁財天の使いとされてきました。
巳の日には
・お財布を買う ・新しいお財布を使い始める ・お財布の中の整理をする
のにぴったりとされています。
目標を宣言したり、後回しにしていた掃除をしたり、意識的に周りの人を褒めてみるなどの開運アクションをしてみるのもオススメ。
2022年の巳の日は
9月 | 1日(木)、13日(火)、25日(日) |
10月 | 7日(金)、19日(水)、31日(月) |
11月 | 12月(土)、24日(木) |
12月 | 6日(火)、18日(日)、30日(金) |
です。
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運気の良い日を最大限に活かそう!
この記事では、一粒万倍日の読み方や由来、やるべき行動&避けるべき行動、そしてその他の開運日を紹介してきました。
なんとなく過ごしていると過ぎてしまう日々ですが、実は日常に開運日はたくさん存在しています。
開業や開店などの一大イベントはもちろんのこと、ちょっとしたショッピングや新しいことを始めるタイミングとしてもぴったりな一粒万倍日。
ぜひ一粒万倍日という最強の開運デーを活かして、運気を上げていきましょうね。